防水工事の必要性と目的
屋上、ベランダ、バルコニーは、建物にとって外部からの水の侵入を防ぐ重要な部分です。
これらの場所の防水層が劣化すると、雨漏りやコンクリートのひび割れ、鉄筋の腐食などを引き起こし、建物全体の寿命を縮める原因となります。
防水工事は、建物を長寿命化させ、快適な生活を送るために不可欠なメンテナンスです。
ウレタン防水工事の種類と特徴
ウレタン防水とは、液状のウレタン樹脂を複数回塗り重ねて、防水層を形成する工法です。
耐用年数は8~13年ほどです。
・ウレタン防水のメリット
密着性が高い、柔軟性がある、短工期
・ウレタン防水のデメリット
紫外線に弱い、下地処理が重要、高温多湿時の施工が難しい
・ウレタン防水工事の費用
ウレタン防水工事の費用は、施工面積、建物の構造、既存の防水層の状態、使用する材料の種類などによって大きく異なります。
1平方メートルあたり約3,000~7,000円が相場です。施工場所や塗装面の状態、面積によって変動するため、詳しい単価は業者に見積もりを依頼しましょう。
・ウレタン防水工事の工期
ウレタン防水工事の工期は、施工面積や天候条件によって異なりますが、一般的なベランダだと5~7日程度で終わることが多いようです。FRP防水より工期は長いと思ってよいでしょう。
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FRP防水工事の種類と特徴
FRP防水とは、繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)を用いた防水工事です。
耐用年数は10~25年です。
・FRP防水のメリット
高い耐久性、密着性、形状に合わせた施工が可能
・FRP防水のデメリット
費用が高い、施工に専門性が必要、紫外線に弱い
・FRP防水工事の費用
FRP防水工事の費用は、施工面積、建物の構造、既存の防水層の状態、使用する材料の種類などによって大きく異なります。
1平方メートルあたり約4,000~7,500円が相場です。施工場所や塗装面の状態、面積によって変動するため、詳しい単価は業者に見積もりを依頼しましょう。
・FRP防水工事の工期
FRP防水工事の工期は、施工面積や天候条件によって異なりますが、一般的なベランダだと1~2日程度で終わることが多いようです。ウレタン防水やシート防水より工期は短いのが特徴です。
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シート防水工事の種類と特徴
シート防水は塩化ビニールシートやゴムシートなどの防水シートを貼り付ける工法です。屋根のカバー工法などで使用する素材です。
塩ビシートは1.5~2.5mm、ゴムシートは1.2~2.0mmと、塩ビシートの方が厚いという違いがあります。
耐用年数は10~15年です。
・シート防水のメリット
費用が安価、施工が簡単、種類が豊富
・シート防水のデメリット
継ぎ目部分の防水が重要、下地処理が重要、耐久年数が短い
・シート防水工事の費用
シート防水工事の費用は、施工面積、建物の構造、既存の防水層の状態、使用する材料の種類などによって大きく異なります。
1平方メートルあたりゴムシートの場合は約3,000~5,000円、塩ビシートの場合は4,000~7,500円になります。施工場所や塗装面の状態、面積によって変動するため、詳しい単価は業者に見積もりを依頼しましょう。
・シート防水工事の工期
シート防水工事の工期は、施工面積や天候条件によって異なりますが、ゴムシート・塩ビシートともに5~9日とされています。また、接着する工法により多少工期が伸びることもあるようです。
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防水工事の選び方のポイント
長期的な耐久性を求める場合は、FRP防水がおすすめですが、防水したい場所の広さや予算なども含めて考えていかなければいけません。
大きな金額の工事となりますので、ぜひ複数の業者に見積もりをとって比較することをおすすめします。
コネクトハートでは業界歴30年の経験と知識がある社長自ら現地にてお見積りいたします。
その際、建物に合った防水工法を丁寧にご説明いたします。
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