町田市・相模原市、地域密着型の屋根工事専門店 株式会社コネクトハート『GOTOです』
前回のブログでメンテナンス工事の重要性について、代表例が「耐久性」とお話させて頂きました。
本来、壁や屋根は雨や湿気を妨げ、室内の空気を正常に保ってくれます。
しかし、長年放置していると建築資材の中に湿気がたまり、機能が低下してしまいます。
少しでも資材を長持ちさせようと、住宅には特別な塗装が施されています。
ただ、これらの塗装も永久にもつわけではありません。
年月とともに剥がれ落ちていくため、塗装の状況を見極め、メンテナンス工事の必要があります。
メンテナンス工事の中に「防水シート＝ルーフィング」があります。
ルーフィングとは屋根材の下に敷いてある防水シートのことです。
大雨の時に屋根材の隙間から入った雨水が、屋根の下に漏れないようにする役割があります。
ルーフィングには色々な種類があり、それぞれ耐水性や特徴も違います。
屋根をメンテナンスする際に、ご自宅の屋根に合う耐久性の高いルーフィング選びができます。
・ルーフィング(防水シート)の役割
屋根材:一次防水
ルーフィング:二次防水
台風などの雨風が強い時に、屋根材の隙間から雨水が入っても、ルーフィングが二次防水の役割を果たしてくれます。軒先への排水を助け、天井や室内への雨漏りを防ぎます。 ルーフィングは屋根本体と同じくらい大切な建材です。
・ルーフィング(防水シート)が屋根に必要な理由
台風時の強い横雨や許容範囲を超える大雨の際、屋根材のみで雨水を100%防ぐのは難しいです。また、経過年数と共に屋根材も劣化もします。そのため、二次防水としてルーフィングを使用し、雨水を抑える設計が住宅建築の基本です。
但し、近年は線状降水帯の雨量が屋根材の許容量を超えており、「これまで雨漏りしてなかったけど、最近は大雨の時だけ雨漏りするようになった。」という相談が急増しています。これは、瓦の下にあるルーフィング（防水シート）が劣化していて、大量の雨に耐え切れなくなっているからです。これまで以上に、ルーフィングの耐久性が重要となってきています。
・ルーフィング(防水シート)の種類
ルーフィングは使用している屋根材や用途によって種類がわかれていますが、耐久年数が20年以上のものを選らぶ事をおすすめします。「アスファルトルーフィング」
「改質アスファルトルーフィング」
「粘着式ルーフィング」
「高分子系ルーフィング」
「透湿ルーフィング」
「遮熱ルーフィング」
その他いろいろな種類がありますが、
一般住宅で使用されるのは、アスファルトルーフィングです。
ルーフィング(防水シート)選びは、雨漏りを防ぐ大切な役割を担っています。
良い屋根材を使用していても、ルーフィングの性能が低いと短い期間でメンテナンスが必要となる可能性があります。ルーフィング選びにお困りになったときには、工事担当の方に相談しご自宅に合ったものを選ぶようにしてください。
お家のことならどのようなことでもお気軽にご相談ください。
