loader image

■自分ちの屋根って??

町田市・相模原市、地域密着型の屋根工事専門店 株式会社コネクトハート『GOTOです』

先日片流れ屋根について投稿させていただきましたが、どんな種類があるの?と質問があったので一般的に多い5種類の屋根について書いてみます。

■切妻屋根(きりづまやね)
特徴…大棟から両側に、本を開いて逆さまに被せたように屋根が流れる形状です。屋根がなく△に見える部分は「妻側」、屋根がある部分は「平側」と呼ばれます。「妻側と平側のどちら側に玄関を設置するかは、デザインはもちろん立地条件などにも影響されます」
構造…木造・鉄骨造(木造が多い)
メリット…構造が単純で比較的安価に施工できる。和風・洋風どちらにでも合う。
デメリット…個性を出しづらい。妻側が雨や直射日光の影響を受けやすい。
メンテナンス…屋根同士の継ぎ目が1カ所なので雨漏りしにくい。

■寄棟屋根(よせむねやね)
特徴…中央にある大棟から四方に傾斜面がある屋根です。和風・洋風どちらにも合う形状です。
構造…木造・鉄骨造
メリット…雨を四方に流せる。耐久性が高い。
デメリット…屋根裏が狭くなり通気性はあまりよくない。
メンテナンス…棟が多くなるので雨漏りリスクがある。

■陸屋根(りくやね・ろくやね)
特徴…ビルのように平らな屋根で、平屋根(ひらやね)とも呼ばれます。直線的なのでシャープでモダンな外観になります。「木造でも可能ですが、防水に関しては十分なケアが必要です」
構造…鉄骨造が多い。木造の場合は防水性を高める必要がある
メリット…屋上を活用できる。
デメリット…勾配が小さいので排水性が低い。屋根裏が狭くなり通気性はあまりよくない。
メンテナンス…定期的な防水塗装が必要。

■片流れ屋根(かたながれやね)
特徴…一方向だけに傾斜がついている屋根で、シャープな印象を与えます。アシンメトリーでデザイン性が高く、近年人気の形状です。「斜線制限をクリアするために計画することもあります。そのなかできれいに見えるかを意識して設計します」
構造…木造・鉄骨造
メリット…斜線制限に対応できる。見た目がスタイリッシュ。
デメリット…屋根がないほうの外壁は直射日光や雨の影響を直接受けやすい。
メンテナンス…雨や雪が片側に集中するので、雨どいに負荷がかかりやすい。

■入母屋屋根(いりもややね)
特徴…寄棟屋根の上に切妻屋根を被せたような形状で「いりもや」と読みます。格式が高く、切妻部分に「矢切」と呼ばれる壁があり、窓を取りつけることも可能です。
構造…木造(お寺では稀に鉄骨造も見かける)
メリット…屋根裏の通気性がよくなる。
デメリット…構造が複雑なので材料費や施工費が高くなる。
メンテナンス…寄棟と切妻が合わさる箇所(画像の赤丸箇所)から雨漏りするリスクがある。

それ以外にも色々な屋根がありますが、ご自宅の屋根に合ったメンテナンスをおすすめいたします。

◇お家のことならどのようなことでもお気軽にご相談ください。

LINEで
お問い合わせ