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■屋上防水のウレタン防水・FRP防水の違いってなんだろう?

町田市・相模原市、地域密着型の屋根工事専門店 株式会社コネクトハート『GOTOです』

屋上防水とは勾配のない陸屋根やに行われる防水工事の事を指します。
屋根だけではなく、マンションのバルコニーや解放廊下や外階段にも施行されます。勾配がない分、水が流れずその場に溜まってしまうので建物に雨水が染み込まないように防水工事をしてメンテナンスを行います。防水層があることで水から建物を守り耐久性を保っています。

塗膜防水は大まかに2種類あります。
・ウレタン防水
・FRP防水

□ウレタン防水
ウレタン防水は、ウレタン樹脂を複数回に分けて塗布します。ウレタン樹脂が硬化することにより、複数回に分けて塗布した塗膜が防水層となり、名前の通り防水の機能を持ちます。また、この防水層を守るために仕上げとして表面にトップコートを塗布し、完成となります。ウレタン樹脂は液体状になので複雑な形状になっている所にも施工が可能となります。防水工事の中でも国内の防水工法の半分を占めている為『主流な防水工事』ということでも定着してます。

メリットとして…
継ぎ目がない仕上がりになるので雨水が侵入する心配のない防水層を形成することができます。これは雨漏りの観点から見ても塗膜防水の一番の強みといっても言えす。
補修やメンテナンスに対応しやすい。工事後に破損があった際にはその部分のみを洗浄し、重ね塗りでの補修が可能です。また、ウレタン防水後、5~6年を目安に表面のトップコートの塗り替えが必要ですが、既存の防水層の上から重ねて塗るメンテナンスになるので廃材などは比較的出にくい作業になります。価格も防水工事の中でも一番安価な価格帯です。

劣化のサインとして…
大体は5~6年が目安となっていますが、草や苔が繁殖していたり、表面にひび割れが起きている場合です。トップコートの塗り替え等のメンテナンスが必要となります。トップコートの劣化が進んでしまうと紫外線や雨水の影響をケその下の防水層まで劣化が進んでしまう恐れがあります。

□FRP防水
FRPとは『繊維強化プラスチック』を意味しています。プラスチックの中にガラス繊維や炭素繊維など含めることで材料の耐久性を強化しています。
FRP防水の防水層の作り方は、ウレタン防水のように液状のものを複数回に分けて塗っていくのではなく、下地の上に白色のガラスマットを敷きその上からポリエステル樹脂を塗布することで硬化していきます。
硬化後はウレタン防水の流れと同じです。FRPにはプラスチックを含むため、紫外線に弱いので保護材として表面へトップコートを塗布します。

メリットとして…
塗膜の硬化速度が早いので何層も塗り重ねる工事であっても、1~2日で施工が完了するケースがほとんどです。また、硬化速度だけではなく、材料も軽量で扱いやすいので施工の早さに関係しているかもしれません。また、他の防水工事の中でもより高い『水密性』を発揮します。下地への密着性が強い為、防水面にはとても優れています。FRP防水は白いシートを敷いた上から樹脂でカバーしているため高い防水性を保てます。
ガラス繊維で補強されているため、建物にかかる重さは1平米あたり4㎏前後といわれているので建物にかかる負担も少なく耐震性にも繋がります。

劣化のサインとして…
表面の剥がれやひび割れの症状がでている場合には、中の防水層までダメージを与えてしまいます。防水層のガラス繊維の隙間を埋めている樹脂が削れてしまい穴が開くことで、屋上やベランダなど屋根のない場所に施工されている事がほとんどのFRP防水はダイレクトに雨水の影響を受けてしまうからです。
中のガラス繊維の防水層が見えてきている場合、色褪せや退色なども同様に、早急にメンテナンスする事をお勧めします。

防水機能を維持するためにも、このような症状に気づいたときは、お早めなメンテナンスを検討してみる事をおすすめします!

◇お家のことならどのようなことでもお気軽にご相談ください。

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