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■屋根工事・外壁工事等で使用する防水シート(防水紙)って?

町田市・相模原市、地域密着型の屋根工事専門店 株式会社コネクトハート『GOTOです』

建築に使う水に強い紙、防水紙を知っていますか?防水シートとも呼ばれるもので、屋根材や外壁材として必須アイテムです。防水紙には異なる種類があり、初心者にはわからないことばかり。建築ではどの種類の防水シートを選べば良いかなどいろいろ調べてみました。防水シートとは読んで字のごとく防水するシート。建築用の素材として雨の侵入を防ぐために屋根や外壁など屋外だけでなく屋内の水回りの床にも使われています。長く使う家だから雨による腐食は怖いですね。防水シートを知り、住まいの寿命を伸ばしましょう。

□防水シートの役割
・雨水の進入を防ぐ
防水紙、防水シートと呼ばれるもので、まず一番手に上げられる役割といえば、雨水の進入を防ぐことです。雨は屋根や家屋の骨組みに侵入すると、腐食を拡大させてしまうものです。だから水をはじく防水紙をきちんと屋根、外壁に貼ることで、雨水から住宅を守って寿命を延ばす役割があります。

・湿気を外に出す
屋根用の防水紙は、表側からも裏側からも、完全に水を遮断する材質です。その一方で外壁用は、屋内側の湿気を外に出す役割を担う、素材が用いられるのも一般的です。

・紫外線の影響を抑止する
太陽から降り注ぐ紫外線は、生命の生活環境に暖かさを与えてくれる一方で、年月をかけて建物を劣化させていくデメリットも兼ね備えています。防水紙には遮熱性を付加されたものがあり、紫外線や灼熱から家屋を守る役割も果たしています。

□防水紙の分類
・ルーフィング(下葺き材)
ルーフィングの防水紙という場合、住宅の屋根用として用いられているタイプです。屋根の下葺き材とも言われます。フェルト、布、紙などに、耐水性の強い融解したアスファルト、ゴム、特殊な繊維などの素材を用いて加工され、水に強い優れた効果を持っています。

・サイディング(下地材)
外壁に用いられる防水紙のことを、サイディングと呼んでいます。壁の下地材とも言います。これはルーフィングの素材と似た素材で加工されており、水に強い効果や、湿気を逃がす効果を持っているタイプもあります。

□屋根用の防水紙の種類
・アスファルトルーフィング
耐水性のある布や紙などの材質にアスファルトを染み込ませ、両側からアスファルトで覆い、さらに両側に鉱石粉を固着加工したものを、アスファルトルーフィングと呼びます。これはアスファルトフェルトに比べて強度も耐水性も高く、鉱石粉の粗いものは砂付きルーフィングとも呼ばれます。

・改質アスファルトルーフィング
アスファルトの性能を強化し、耐久性や耐水性に優れたものが、改質アスファルトルーフィングです。ゴムの材質を用いているものは、ゴム改質アスファルトや、ゴムアスルーフィングとも呼ばれます。ほか、特殊合成樹脂の材質を使ったものがあります。

・粘着式
アスファルトルーフィングの最下層に、粘着性をもたせたシールのように使えるタイプです。タッカーとステープルを使わないため、重ね張りをした時に防水シート同士が密着して、隙間をなくして耐水力の向上効果に優れます。当然ながら、雨漏り発生率を大幅に低減させています。

□外壁用防水シート
・透湿防水シート
湿気は通して水は通さず、それでいて水に強い素材が、透湿防水シートです。見た目は白い色をしているものが一般的です。これは家屋内部の湿気を逃がすため、木造モルタル家屋の外壁通気構造を採用するときには、よく使われています。屋根には用いることができないので、間違ってはいけません。

・外壁用アスファルト防水紙
外壁用にも、屋根用と同様、紙にアスファルトの加工をした、水に強い防水紙が用いられています。これも水を侵入させない効果を一番に考慮されたものです。外壁用のほうは、モルタルとの相性を考慮して加工されているものがあるので、材質の見極めが大事です。

次回は当社で使用している防水シートに関してお話させて頂きたいと思います。
お家のことならどのようなことでもお気軽にご相談ください。

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